龍角散との共同研究

在宅医療の増加に伴い、嚥下困難な高齢者が市販の服薬補助ゼリーを用いて服薬する機会が増えています。そこで東和薬品では、2016年より(株)龍角散と共同で「らくらく®服薬ゼリー」と医薬品の配合変化試験を行っています。(株)龍角散は「龍角散®シリーズ」など“のど”を守る製品で知られており、「らくらく®服薬ゼリー」や「おくすり飲めたね®」などの 服薬補助ゼリーの開発でも注目されています。薬をむせずにラクに飲むことができる「らくらく®服薬ゼリー」は医師、薬剤師、看護師、栄養士の方々から高い評価を得ており、 医療現場や在宅で用いられています。本品と医薬品との配合変化を調べてお伝えすることは、医薬品を扱う医療現場の方により安心して医薬品をお使いいただくこと、そして服用する患者さんには、より安心して医薬品を飲んでいただくことにつながると考えております。

両社の思いが重なり、共同研究がスタートしました!

※龍角散の服薬補助ゼリーの使用方法については、(株)龍角散のお客様相談室にお問い合わせください。

試験条件

試験デザインは両社で協議して以下のように設定しました。

試験条件

配合方法
錠剤(普通錠、OD錠)→試験製剤を服薬補助ゼリーに包み込む
散剤及び内用液→試験製剤と服薬補助ゼリーに混和する
*(株)龍角散より提供
保存条件
室内散光下、成り行き温湿度下
測定時点
配合直後 / 3時間後 計2時点
試験項目
含量、外観、におい、pH測定(散剤及び内用液のみ)
測定回数
1回(含量のみ3回)

試験を行っている製品

試験結果は各製品のインタビューフォーム Ⅳ.6.他剤との配合変化(物理化学的変化)にてご確認ください。

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