製剤への製品名印刷
東和薬品では、錠剤・カプセル剤への製品名印刷に取り組んでいます。製剤に製品名を表示することで薬剤を特定しやすくなり、一包化の監査や持参薬確認にかかる時間の短縮が期待できます。 医療現場での利便性を考え、この技術を様々な製剤に展開しております。
医療現場での利便性を高める3つの取り組み
読みやすい文字
インクジェット方式を用いて、細かな文字も鮮明に印刷しています。 直径1cmに満たない錠剤に10文字以上の印刷が行えます。 また、様々な色のインクを使い分けることで、より識別性を高めることが可能です。
割線に合わせた印刷
割線を認識して、割線の位置に合わせた印刷が可能です。これにより分割後も判読しやすい表示を実現しました。アトルバスタチンOD錠「トーワ」とピタバスタチンCa・OD錠「トーワ」はOD錠で世界で初めて※この技術が導入された製剤です。
※2013年8月調査時点
日本初※2色の製品名印刷
識別性をより高めるため、医療用医薬品として日本で初めて錠剤に2色の製品名印刷を採用しました。 錠剤本体への製品名印刷を2色にすることは識別性の観点から有用であると、約9割の薬剤師の方に評価いただいています。(出典:社内資料)
※2017年8月調査時点
また、東和薬品では、医療現場からいただいたお声をもとに分析と検討を重ね、製品づくりに活かしていく取り組みを行っています。
皆様に安心してお使いいただける製品を提供することを目指し改良・改善を進めていくことに努めています。
東和薬品の『医療従事者のニーズに合った製剤をご提供したい』という思いと、医療従事者からの「もっと規格を識別しやすくして欲しい」というお声が重なり、2色の製品名印刷錠へ変更した製剤もあります。
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