東和薬品のエディロール錠
Ⓡ中外製薬株式会社登録商標
東和薬品のエディロール®錠 -患者志向 Patient-oriented の新たな取り組み-
東和薬品では、“患者さんにとって一番良いと思えるものを提供したい”、その想いの実現のため、先発医薬品メーカーとの協力関係のもと、東和として初のAuthorized Generic(AG)である『エルデカルシトールカプセル0.5μg/0.75μg「トーワ」』を2021年12月に発売致しました。
その情報提供活動を通じて、成分の有効性に関する期待のお声をお伺いする一方で、扱いやすさや識別性に関する改善のご要望もお伺いし、当社の想いの実現にはまだ道半ばであることに気づかされるシーンがございました。
“服用時の課題を解決し、治療に貢献したい”
その想いは、エルデカルシトールを医療現場に長く提供してきた先発医薬品メーカーが目指す未来と軌を一にするものでした。その想いを引き継ぎ、いち早くエルデカルシトール製剤による“治療の選択肢”を広げていくため、AGとしてのカプセル剤に加え、先発医薬品として開発された錠剤も、東和のエルデカルシトール製剤のラインナップに取りそろえることとなりました。
AGのカプセル剤に加え、先発医薬品である『エディロール錠』を東和薬品が発売
“服用時の課題を解決したい”その想いの実現には、微量の脂溶性成分の錠剤化という技術的な困難がございました。
一方で、先発医薬品メーカーにおいても、エルデカルシトールのライフサイクルの中で服用時の課題を解決することを使命と捉え、長く培われてきた技術的知見を集積し、特許技術を用いて難易度が高い錠剤化を達成されました。(登録番号:特許第6905538号、特許第7291138号)。
両社の目指す健康寿命の延伸の実現に向けて、先発医薬品メーカーとの協力関係のもと、“東和品質”のおくすりをいち早く患者さんにお届けするため、先発医薬品としてのエディロール錠の発売に至りました。
エルデカルシトール初の錠剤
特許技術 -Oil dispersion法-を用いて錠剤化
エディロール®錠は、溶液状態で錠剤化する技術を用いた新たな処方・製法(Oil dispersion※)の開発により、カプセル剤に代表される溶液製剤でのみ可能であった類縁物質の制御及び製剤安定性の確保を可能とした錠剤です(登録番号:特許第6905538号、特許第7291138号)。
※薬剤が溶けた油滴を結合剤である水溶性高分子中に分散。油と高分子を乳化させた後、造粒・乾燥・打錠して製する
エディロール錠の製品特徴
識別性・視認性を考えたデザイン
【錠剤】
- 両面に製品名と含量を印刷
- 識別性を考慮し、規格間で錠剤の色調を調整
【PTPシート】
- 先発カプセル剤を踏襲したPTPデザインとシートサイズ
- 1錠ごとに製品名、規格を表示
- 識別性を考慮し、規格間の色調を調整
医療従事者の利便性を考えてバラ包装をご用意(0.75μg)
- 扱いやすさを考慮し、ポリエチレン瓶を採用
- キャップ天面に予め製品名等記載のラベルを貼付
- 製品名・規格が目に留まるようにデザイン
- カプセル剤と区別がつくよう、錠剤のイラストを表示
(イメージ)
個装箱に切り取りラベルを採用
- 製品名・規格が目に留まるようにデザイン
- カプセル剤と区別がつくよう、錠剤のイラストを表示
- 使用期限やGS1コードの部分を箱から切り取り可能
(イメージ)
詳細は電子添文を参照ください