GMP監査体制の構築

GMP監査手順書に基づき監査を実施

東和薬品では、自社工場、委託製剤製造所、原薬の製造所等*1について、適正な製造管理、品質管理が円滑に実施されていることを定期的に確認しています。また、必要に応じて、改善を依頼しています。これらはGMP監査手順書に基づいて品質保証責任者の管理の元、計画的に実施しています。
昨今の後発医薬品メーカーにおける品質問題を受け、監査体制の強化や、委託先で製造した製剤についても、東和薬品にてGQP*2出荷判定を行う取り組みも進めており、すべての製品を安心してご使用いただけるよう取り組んでいます。

*1 最終原薬の他に、中間体の製造所や倉庫、自社工場が使用する外部試験機関等
*2 GQP(Good Quality Practice):医薬品等の品質管理の基準

GMP監査手順

監査頻度

  • 自社工場は、毎年実施
  • 委託製剤製造所は、2年毎に実施
  • 原薬製造所等は、5年毎に実施

監査の実施方法

  • 初回監査は、原則実地監査を実施。2回目以降は監査責任者の判断により書面で行うこともあります。
  • 製剤製造所は、原則実地監査を実施

主な確認項目

  • 製造管理・品質管理の業務がGMP省令に基づき適正に実施されていること
  • 承認書、品質標準書及び製造所との取決め事項に整合性があること
  • 前回の監査における改善指摘に適切に対応していること

監査体制をより強化するために技術エキスパートも加えた監査員制度

製造所のGMP監査は、自社で定めたGMP監査員制度において認定した監査員が実施しています。また、技術エキスパート(原薬、製剤、包装など)の認定を受けたメンバーを加えることにより、技術的な指摘、助言も行える体制を整えています。これによりGMP監査体制における質の向上を図り、また、今後GMP監査員及び技術エキスパートの教育を全社的に展開し監査員を増員することで、実地監査の頻度の増加に繋げ、監査体制の強化に努めています。

GMP監査員制度の運用

GMP監査員資格の種類(技能と専門性から4種類の資格を設定)

  1. エキスパートオーディター
  2. リードオーディター(監査実施責任者)
  3. オーディター(監査者)
  4. 技術エキスパート

認定までの流れ(3段階テスト・面接の過程を経て認定)

GMP理解度のテスト
GMP省令、GMP施行通知及びPIC/S GMPガイドライン
ISO監査指針のテスト
技術エキスパートには別途、専門テストを実施
面接
総括製造販売責任者、品質保証責任者が実施

監査員の評価

新規監査員について、監査業務評価を行う。

監査実施状況

製剤製造所、原薬製造所それぞれについて、毎年計画を立てて監査を実施しています。
原則弊社監査員による実地監査を行うよう取り組んでおりますが、第三者機関による代行実地監査も活用しております。特に原薬製造所はカントリーリスクがある海外製造所も少なくないため第三者機関を活用して監査を計画/実施しています。

製剤製造所 全73件※3
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    2023年実績 2024年実績 2025年実績
自社製造所 実地監査 3 3 3
委託先製造所 実地監査 29 28 20
書面審査 16 9 8
48 40 31

原薬製造所 全468件※3
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  2023年実績 2024年実績 2025年実績
実地監査(第三者機関) 54(18) 39(31) 55(43)
書面審査 69 78 45
123 117 100

※3 2026年3月末時点