カンデサルタンOD錠2mg/4mg/8mg/12mg「トーワ」
ブロプレス錠2/4/8/12(剤形違い)のジェネリック医薬品
RACTAB技術を採用
- 患者さんの飲みやすさを考慮しOD錠を剤形追加
- 東和独自のOD錠製造技術(2種類の粒子を圧縮成形)
- ペパーミント風味
カンデサルタンOD錠「トーワ」の製剤化のこだわり
カンデサルタンOD錠「トーワ」の有効成分であるカンデサルタンシレキセチルは固体の状態では安定ですが、製剤時の加圧などにより不安定化し、純度が低下する性質がありました。
そこで、東和薬品では圧力等が加えられても有効成分を安定化させる製剤化方法として、有効成分をクエン酸トリエチル溶液に分散させ、D-マンニトール球形顆粒に噴霧した粒子を製する方法を発案し、OD錠を製造する事ができました。
(特許第6126456号 打錠用顆粒とその製造方法、その打錠用顆粒を用いた口腔内崩壊錠)
飲みやすさを考えた工夫
- 【服用感アンケート1)】
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- 対象及び方法
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生物学的同等性試験において水なし服用試験の被験者を対象として、カンデサルタンOD錠12mgの服用感に関するアンケート調査(有効回答数:n=24)を実施した。アンケートの調査項目は5項目とし、Visual Analogue Scale(VAS)を用いた方法とした。VASでは、長さ100mmの直線を用い、例えば「飲みやすさ」の場合、線の左端を「飲みにくい(0)」、右端を「飲みやすい(100)」として、服用時に感じた印象がどのあたりに位置するかを、直線に交差する線として被験者が記入した。この交点と直線の左端との距離をVASスコアとして測定し、その平均値および標準偏差を求めた。
- 結果
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1)田中孝典 他:医学と薬学. 2015;72(4):665-693
本試験は東和薬品株式会社が実施し、1)の論文の著者には同社の社員が3名含まれます。
識別性・視認性を考えたデザイン
- 【錠剤】
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- 両面に製品名と含量を印刷 詳しくはこちら
- 割線で分割後も製品名と含量を類推可能(4mg/8mg/12mg)
- 【PTPシート】
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- 1錠ごとに製品名、規格を表示
- 含量を両面に大きく記載
- 識別性を考慮し、規格間の色調を調整
医療従事者の利便性を考えて全規格にバラ包装をご用意
- 取り扱い性を考慮し、ポリエチレン瓶を採用
- 取り出し時に錠剤がこぼれにくいネットクッション式の緩衝材を採用
- キャップ等への貼付が可能な副片ラベル 詳しくはこちら